RockBoxの開発環境を整えよう

RockBoxっていう、携帯音楽プレーヤー用ファームウェアがあります。
私もGigabeat Sにインストールして使ってるんですが、なんだかアートワークが表示されない、動画の再生機能がもうちょっと欲しい、キーマップが気に入らない等々ユーザーの改造心理をくすぐるファームウェアです。


そこで、とりあえず改造できる環境だけでも整えてしまおうではないの、と思いました。
・・・はい、受験勉強の現実逃避です。


とりあえずReadme読む限りではWindowsでは開発できなさそうです。
Cygwinをインストールするか、VMWearなどの仮想マシンLinuxを動かすか、はたまたLinuxをインストールしちゃうのが手段として考えられます。
個人的にアンインストールが効かない&日本語ユーザーネームだとプログラムが動いてくれないCygwinは嫌いなので、VMPlayerにCentOSでも入れてみるのが良いのかもしれません。
まあそれは検討できる段階になったら試してみます。
Windows用のgccMinGWというものも存在するので、もしかしたらそれで動くかも・・・


MinGW
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試してみないことにはどうとも言えません。
試してみた方は、コメント頂けると嬉しいです。
私は一応受験生の身なので、あんまり時間かかることはできないのです。


どうもPealのインストールが必要みたいです。
Windows用のPealでも動くならMinGWでもコンパイルできるかも。


なお、Cygwinを使いたいという方は、
http://somewhere.babyblue.jp/wiki/pukiwiki.php?Cygwin
screenshot
こちらのサイトを参考にしてみてください。
ただ、2年前の情報なのでどこまで使えるのかわかりませんが。


まあ開発環境が整ったと仮定します。話進まないので。


今度はソースコードを取得します。
公式サイトからLastestを落としてきてもいいのですが、なぜかリンク切れしてます。
仕方ないのでSubversionを使います。


subversion: Documents & files: Windows Binaries
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執筆時点(2007/11/26)では1.4.5が最新のようです。
ダウンロードしたら適当にNext連打で大丈夫。
再起動すれば使えるようになります。


再起動終わったら「コマンドプロンプト」起動。
さすがにDOS窓くらいは分かっていて下さいね。
適当に作業用ディレクトリでも作っておきまして、その中に移動します。
移動の仕方がわからないくらい初心者用の記事は要望があればかきます。
移動したら

svn co svn://svn.rockbox.org/rockbox/trunk rockbox

で最新のファイルを取得します。
取得できたら、

cd rockbox
mkdir build

で、buildフォルダを作っておきます。
Readmeには「firmwareフォルダとかappsフォルダがあるディレクトリにbuildフォルダ作っといて。そこにコンパイルしたファイル吐き出すから」とか書いてありました。




今日はここまで!目が痛い!