我悩我的自信

今日、教習所の教官に言われた言葉。

「運転に自信がないねぇ。もっと教わったこと自信もって元気良く実践しよう。リズム良く運転できるところを試験で見たい訳なんだし」




いやぁ、自信がないのは運転に限ったことじゃないんですよ。


そういうわけで、テスト前だとかに恒例、現状把握と改善案を考えてみたいと思います。






私の身の回りには、根拠もなく自信満々な奴が居たりします。
代表格は弟(高校生)ですね。冗談でも


(お前ほど周りに注意払えてない奴見たこと無いよ、という発現に)
「えー、俺ほど気配りのできる気の利く人間は他に居ないよ? ・・・いや、マジでマジで」


とか言ってるような奴です。単なるバカとあまり見分けが付きませんが。


こいつはいくら何でも自信ありすぎなんですが、他の人たちも私より自信がある様に見えます。あ、数人例外が居るけれど。


では、具体的に私が自信を持てないのはどんなときか。
まあ概ねいつでもなんですが、他人が作ったものと自分の作ったものを比較したときですね(プログラムや文章が作品の時を除く)。
他の人が作った物を見ると、どうも自分の物の方が品質的に劣っている気がするんですよ。
実際に劣っているときもあれば、「いや、どっちも同じくらいだよ」「市販品より良い出来だよ」と言われたときでも、自分だけは、自分の作品の品質に疑問が残る。


作品は物に限りません。所作についてもそうです。
何でも他の人がやってることが自分より上手く見えるわけですよね。
自分は不手際が多く、上手く行動できていない気がする・・・


うーん、書いていてあまり気分が良くなくなってきました。
じゃあ、この気分はどこから来てるんでしょうかねぇ。


私が理系の人間だからか、私は何にでも根拠を求めます。
私が私の作るプログラムに(一応)品質的に自信が持てるのは、「小学生の頃からプログラムをいじっていたから」「その前からパソコンについては学校の生徒の誰より詳しい自信があったから」「それだけパソコンいじってたから」という根拠があります。


運転については、特にこれと言った自信がありません。
むしろ、「4月に入所したのにまだ卒業してない」という劣等感と言いますか、そういうのはありますがね。
まあ、学校が家からとんでもなく離れているのが原因で週に1回しか通えない環境だったから仕方なかったのですが、週に1回しか運転しないんじゃなかなか体が覚えてくれません。
最近はそれなりの頻度で通えているとはいえ、運転が終わると脇の下と背中に冷や汗をかいているのが現状です。



そういった何も自信の根拠が無いとき、それでも根拠にできるのは自分ではないでしょうか。
「私ならできる」「自分だからできる」というふうにして自分に自信をわき起こす・・・と思うんですが、どうでしょうねぇ。
初めて挑戦することに関しては私もとりあえずそうやって自信を起こすのですよ。
だから、何度か作った物に関しては、初めての作品が一番上手くできてるのでしょうが。


ところが、私は自分に自信が持てません。
自分のどこに自信を持つのかは個人によって変わるのでしょうが、大抵は

  • 身体(容姿or健康or体力)
  • 経験

になると思います。


上から順に考えて行きますと。
身体については、自覚しているだけで

  • 運動不足(不健康and体力不足)
  • 容姿にコンプレックス(遺伝子レベルで)
  • 体型には自信あり

こんな感じ。あまり自信は持てません。
もう遺伝子については生まれついてしまったから仕方ないのですが、体を作り替える技術があれば、人間の尊厳だの何だのを無視しても作り替えたいくらいのコンプレックスです。
ちなみに母親にそれについて相談したところ、理解は得られませんでした。
親よりよっぽど友人の猫の方が理解してくれてます。


経験について。
私の家庭の教育方針は完璧主義でした。
父親はそうではなかったのですが、母親がね・・・
まあ父親は8年ほど前に他界しているので、母親が躍起になって完璧主義に走るのはわかるのですが。
あまり褒められた記憶はないです。
何か一つ上手く行くと、「どうしてこちら側は上手く行っていないんだ」と小言を言われる、そんな家庭です。現在進行形。


例えば。
私は学校の勉強は好きではありませんでしたが、珍しく自主的に問題集をやっていたとき。


「何でまだお風呂洗い終わってないの?!」


・・・お風呂当番は弟のはずなんですが。


「今日は塾で帰りが遅いってことくらい知ってるでしょ? 毎週のことなんだから知らないとは言わせないわよ」


・・・済みませんね、気にも留めてませんでしたよ。まだこの問題解き終わってないから、もうしばらく待って下さいな。


「お風呂のお湯を入れるのには時間がかかるの。入れてる間は放って置いて良いんだから、その間にどうしてやらないの」


効率主義万歳な訳ですね。
まあ、もちろんこなさなければいけない仕事が一つも上手く行かないともっと大量のお小言が待ち受けてるわけですが。


「出来ないことをやれって言ってるわけじゃないんだから。出来ないことはやらせてないはずですけど」


ごもっともでございます。私の手際が悪いだけでございます。



家庭の事情はこれくらいにして・・・
まあ経験的な面でもあまり自信は持てません。


解決策! これが一番大事。
身体的なことについては、運動して体鍛えるしか道が無い気がしますね。
経験については、過去は覆しようがないので、今からこつこつ経験を積んでいくしかないですな。手始めに免許取ったら家の車乗って、家族ぐるみで親しい友人のところに遊びに行くとしますか。


あー、久しぶりに解決策がきちんと出た気がする。
さあ、将来の仕事道具を買うためのお金を稼ぎに行きますか。