世界を創る仕事

最近携帯から投稿するばかりでメンテ出来てません(´・ω・)
コメントとかくれた人がもしいらっしゃったらごめんなさい。もうちょっと待ってくださいorz





世界の定義から考え始めるとややっこしくなりますが、一般の感覚としては


「自分が認知できる限りの範囲で広がっている(物理的、精神的)空間と、その中の環境」


が近いような気がします。


私は小説を書くこともプログラムを書くことも、世界を創る業だと思うのですが、いかがでしょう?


例えば誰かが小説を書いたとします。


その小説の出所は作者の空想の世界の中ですが、それを小説として記すことで、今まで作者しかアクセスできなかった「作者の空想の中」という世界が、小説の読者にもアクセス可能な領域になります。
これは、読者の世界が広がった、再構築された、ということにならないでしょうか。


ひょっとしたら「作者が実際に見ていた世界」が小説として書き記されたのかも知れません。
その世界が、我々が共通に認知している世界なのであればその小説は「ノンフィクション」であり、もし作者以外が知り得ない世界なのだとしたら「パラレルワールド観察記(冒険記)」になるでしょう。


こうして世界が広がったことで、読者は「小説越しに存在する世界」を体験し、その小説の完成と同時に創られた、「その小説によって楽しみを得られる世界」に移り住んだことになります。


まあ、そういった理由で小説は「世界を創る」ものだと思うのですよ。

プログラミングも大体同じ様な理由です。


私の世界の中には、私が考えた(説明便宜上、便利な)プログラムが存在します。しかし、それは他の人が使うことの出来ないプログラムです。
それを、プログラミング言語を用いて記述すれば、他の人も私の世界にあったプログラムを使用することができます。
そうすると、プログラムを使った人は、新しく創られた「そのプログラムによって快適を得られる世界」に移り住んだことになりますよね。




こう考えていけば、価値創造を行うものは全て「世界を創るもの」ですし、マイナスの要素も含めて「毒ガス事件によって不幸になる世界」なども創られた世界だとすることも出来ますが、とりあえずここでは


「プラスの価値創造を行う仕事」=「世界を創る仕事」


として考えていきます。



するとまぁ不思議。大体どんな仕事でも世界を創る仕事になるんですね。


建築業は、新しい建物によって関わりのある人たちの暮らしが幸せなものである世界を創る仕事(ですから、その建物によって近隣住民に迷惑がかかるようではいけませんね)。
漫画家は、新しい作品によって読者の心がより豊かなものである世界を創る仕事。


一見破壊的に見える解体業だって、次にそこに建てられる建物のための下準備なのですから建築業の一部と考えて良いでしょう。





時間は直線的なのでしょうか? 確かに非可逆性のものではありますが、時間の流れは一通りではないと思います。
未来は無数にあって、選び取るものだと思うのですよ。




と、なんだか長々書いてきましたが、まあ考え方の一つと言うことで。
決して自分でやってることを正当化してる訳ではないんです・・・はい、宿題ちゃんとやりますから・・・