メリーバッドエンド
物語の進み方は、概ね以下の通りでした。
- 理想の世界で幸せな生活
- 幸せな世界の真相が発覚
- ほむらは結界の中で絶望に沈みかける
- 円環の理はほむらを見捨てていなかった
- 全員でQBの呪縛に立ち向かう
- ほむら悪魔化
- ほむらによって改変された世界
奇数番目が場面、偶数番目がアクションになります。
「上げて落とす」と言った、幸福の上り下がりに注目してみます。
よく言われるように、まどか☆マギカは「メリーバッドエンド」と呼ばれるタイプの作品です。
メリーバッドエンドの特徴としては、大部分のキャラ+視聴者と、一部のキャラとの「上り下がり」が乖離しているのではないかと考えられます。
そこで、二つの視点で上り下がりを見てみることにします。
まずは視聴者視点。
- 上
- 下がる
- 下
- 上がる
- 上
- 下がる
- 下
見事に波を描いています。
次にほむら視点。
- 上
- 下がる
- 下
- 上がる
- 上
- 上がる
- 上
まどかを自分の手中に納める事ができたのだから、(深層心理で何を考えているかはともかく)嬉しいだろう。という仮定に基づきます。
とりあえずこの仮定の元では、確かに上り下がりの仕方に乖離があります。
この乖離が大きいほど、おそらく衝撃が大きいのではないでしょうか。