我沈鬱夏期休業的終了

そろそろ夏休みも終わりです。宿題終わってないよどうしよ。



さぁて、惰眠をむさぼりニコニコに入り浸るというヒッキーもいいところな生活をしていた鍵屋ですが、昨日、学校の授業の延長で企業見学に行ってきました。
その帰りに見学先企業の最寄り駅で、友人Hと友人と軽い夕食を食べながらこんな話をしていました。


Y「田舎にいたときはバカなことばっかやってたんだよ、俺ら」
鍵&H「へぇ、どんなこと?」
Y「近所でも有名な悪ガキ一味でさ。あ、万引きだの何だの、そういう警察のお世話になるような悪さじゃなくてな。ロケット花火あるじゃん」



以下、Yが話したのはこんな話。



友人と夜の公園で花火をしておりました。
で、まあ5人も悪ガキが集まれば遊び方は自然と面白い方向へ向かうそうで、


Y「ロケット花火に点火して、導火線が短くなったところで投げるんだよ。そうすっとさ、ブワァーって真っ直ぐ飛ぶ訳よ」

そうやって遊んでたそうです。そして自然と雪合戦みたいな遊び方になり、ロケット花火合戦になったそうですが、


鍵「え、それってかなり危なくない?」
Y「そうそう当たるもんじゃ無いよ」






・・・らしいです。



でもやっぱり運の悪いやつは居て、一人だけ防護のためにフードを被っていた(北海道での話。暑くなかったのかもね)人(仮名:A)の方へロケット花火が飛んで行き、


Y「そいつの首元の、フードと首の隙間から花火が中入っちゃってさ。Aが『あっちい! 超あちい!!』って言って暴れる訳よw」


そりゃそうでしょうな。


で、そのA君。その後フイッと居なくなってしまったそうです。


「帰っちゃったんじゃね?」
「(フードに入った花火を投げた奴(仮名:B)に向かって)おい、後でちゃんと謝っとけよ」
「う、うん、そうするわ」


そして遊び続行。
人数が減って多少空気が重くなってもそんな遊びを続けられるのがすごいと思いました。


が、しばらくすると


Y「Aが戻ってきたんだよ。












打ち上げ花火持って


ちょっwwwwマジですかwwwwwww
憤怒の形相をしたA君、大きめの打ち上げ花火(もちろん、市販の。花火師が打ち上げるデカいのじゃありません)をロケランのように構え、おもむろに導火線に火を入れました。




もちろん矛先はB君。






「お、おい、ちょっとやめろってA!!」
「落ち着け! 早まるな!!」
「B、逃げろ!ヤバいから!」
「お、おうっ?!」


数人の仲間がA君を止めようとしますが、A君聞く耳を持ちません。
やがて打ち出される打ち上げ花火!!!




Y「いやー、すげーな。ヒュルヒュル上がるから結構遅いもんだと思ってたら、やっぱり火薬を重力に逆らって持ち上げるだけの力があるもんだ、無茶苦茶速いの。もう、シュンっとかって音立てて、目にも止まらぬ早さでさ」



幸いB君は足が速かったので、直線的には狙われにくい木々の中へ逃げ込んだそうです。
そうすると打ち出された花火は木へぶつかって・・・


Y「すげーんだよ! 音も光も。木がこう、こう抉れててさ。マジ『BA☆KU☆HA☆TSU』って感じがしたね」


聞いてた私とHは爆笑。でも逃げてたB君は生きた心地しなかったろうなぁ・・・


木には(Yのジェスチャーから察するに)直径10cm強のクレーターが出来上がりました。
その威力に一同唖然。


「あ、当たんなくて良かったな」
「当たってたら死んでたぞあれ」
「え、A。もう止めとこうぜ、な?」
「お、おう・・・」


こうして事態は一応の解決を見ました。めでたしめでたし。





とまあ、こんな感じの昔話を10個ほど聞いて大笑いしておりました。
私は中学時代は部活(パソコン)、高校時代は図書館のメンバーと遊ぶ、みたいな感じで過ごしてたので、こういう話を聞くのは楽しくて好きなのです。
ちなみにHも高校時代は部活一筋の人。全然遊んでなかったそうです。


鍵「またこういう武勇伝聞かせてよw」
Y「おっけー、任せろw」



いやぁ、ウチの学校には楽しい人が多くて良いなぁ。