我去上海

いよいよ上海行きです。まずは成田空港へ。
スカイライナーとか乗っていったら電車賃が2500円越えましたorz
サークルの所属している団体の用事なので、先輩2人と待ち合わせて向かいます。
K先輩がお昼を食べていないというので、無難にマクドナルドに入って時間をつぶします。
それから旅行会社のカウンターに行ってチケットをもらい、今度は航空会社のカウンターへ。



「ねぇ、上海行き? 一緒に行こうよ」








なんかよくわかんないおばさんに声をかけられる。
なんだか早速トラブルの予感です。逃げるようにカウンターへ駆け込み、受付の人に助けてもらいます。ここでおばさん、諦めたようにその辺をうろうろし始めました。
その後、出国ゲートのお巡りさんに助けを求め、


「怖かったです・・・」
「すごいびっくりした・・・」


などと話しつつ、パスポートのチェックを受ける列に並んでいると先ほどのお巡りさんが。


「あのね、元フライトアテンダントの人で、荷物の重量オーバーの追加料金がかからないように相乗りさせてもらおうって人だった」


悪い人じゃなくて良かったです・・・
H先輩がすでにゲートを通ってしまった後だったので、K先輩と共に謝りに行きます。


先輩&鍵屋「どうもすみませんでした」
お巡りさん「(おばさんに)もうこういう事しないでくださいよ」
おばさん「ごめんなさいね、怖い思いさせて。でもさっきの人『OK,OK』って言ってたから・・・」



H先輩だー!


まあ、これも良い経験と言うことで・・・
飛行機の時間まではまだあるので、免税店が立ち並ぶところをウロウロ。
時々京都弁の店員さんにからまれたりしつつ、あぶらとり紙とかヘッドホンとか見てました。
やがて時間も近づいてきたので移動します。サテライトポートだとかで、電車みたいなのを使ってそこまで移動します。

と、その中でアラブ系と思しき人に声をかけられる。びっくり。


ゲートの場所を聞かれただけでした。分からなかったので知らないって答えちゃいましたが。
ゲートが開くまで本屋で時間をつぶし、めぼしい本のメモを取ります。
そしていよいよ時間です。
ゲートを通って飛行機へ。






飛行機では、端末でカンフーパンダを見て過ごしました。機内食、結構美味しかったです。トレーが病院食のトレーみたいでしたが。




そしていよいよ上海到着。


一同「暑っ」


超蒸してます。梅雨時並の湿気です。流石に建物の中は涼しかったですが。
特に何事もなく、流石に利用者の減った上海浦東空港を進み(現地時間午後10時頃)、旅行会社の人と合流。バスに乗りながらガイドさんの案内(日本語)を聞きます。


ガイドさん「ホテルの中、無料の物と有料の物があります。洗面所に置いてあるペットボトル2本の水、これ無料です。冷蔵庫の中の物や、机の上に置いてある食べ物は基本的に有料です。欲しい場合は、ホテルの外、みなさんの行くホテルの外、大体コンビニありますからそこで買うと良いです。ホテルの中と外だと、中の方が3〜5倍高いです」


いくら何でもそれはぼったくりじゃ・・・
その後配られる上海のパンフ(日本語)。いろいろ見てると、なかなか面白そうな物もつまらなさそうな物もあります。





驚くべきはその値段!!
大体が500〜600元!!




ちなみに本日のレートは1元=15.7円






まあ、おおよそ8000円ってとこですか。上海雑技団がこの値段で見られるとは驚きです(良い意味で)。
ですが、中国衣装を着て写真撮影でこの値段は驚きです(悪い意味で)。


さて、上海の夜景ですが、ほとんど日本の東京、環八あたりの車の通りが少なくなったものと考えれば、大体そんな感じでしょう。
写真はホテルの部屋から見た高速道路。
で、案内してくれる予定の日本人Kさん(H先輩の知り合い)がこちらにいらっしゃらない。参った。
フロントで、英語が達者なH先輩が何とか話を付けてHさんの携帯に電話。
どうやら場所を間違えていたようです。30分ほど待機。
そして時間はすでに夜の12時。Kさんは


「中国式マッサージに行こうか」


と言います。
え、こんな時間にマッサージ屋さんなんて開いてるんですか?
とにかく一同、タクシーに乗り込み15元ほどの距離を走ります。


K「この辺にいろいろあるよ」


ってことで夜の上海でマッサージ・・・


普通の肩もみでしたよ。下手でしたけど。安かったですけど。
こんな時間なのに、店員全員若いお姉さん。大丈夫なのかしら。
隣の部屋でマッサージ受けてたKさんしか中国語がわからないのでいろいろ翻訳して貰ったところ、


「髪型が可愛い」
「(私がしゃべってたの日本語だけど)言葉の響きが綺麗だね」


など、言われていたらしいです。どう言ったらいいのか分からなかったので、とりあえず「謝謝」とだけ言っておきました。


そして思ったことは、全体的に空気が汚いこと。常に霧がかかっているように、視界が霧がかって見えます。(後にホントに霧だと分かる)
あと露店で肉でも焼いてるのかよくわかんない香ばしそう(あくまで『そう』)なにおいがしました。それがまた臭いんだけど。
そして歩道は、ホテルの前などは普通なのですが、そうでないところは渋谷の裏通りをもっと散らかしたような汚さでした。


再びタクシーでホテルに帰還。
なんだか部屋がカビ臭く感じるとか、水道の水は土の味がするとか、そんなことを思いながら、フカフカのベッドで眠るのでした。
さてさて、明日は上海観光らしいですが。どうなることやら。