また唐突に詩

なんか書き終わってから読み返してみたら、色々な方面から文句言われそうなもんだと気づきましたorz
あと黒っぽいです。
家から駅に着くまでの15分で思いついたくせに、書くのに40分かかるという遅筆っぷりはどうにかならんもんでしょうか。



まどろみの中
私は夢を見ていた
悪い夢だった


そこで私は波間に浮いて
生きることが嫌で
死ぬことも怖くて
ただただそこに浮いていた


そこで私は生活をしていて
繰り返しの毎日を
飽き飽きする毎日を
ただただそこで暮らしていた


暮らしは思い通りにならなくて
体も思い通りにならなくて
思考や心さえも私の思い通りにならなかった


ある人が言っていた
自分の思い通りになるものなど何一つ無い、と
ある本に書いてあった
この世は魂の修練を積む場だ、と
みんなが口をそろえて言った
苦労して当たり前なんだ、と


多少の苦労くらいはかまわない
ただ生きる苦しみをどうにかしたい
私の望みはただそれだけ


望みのために私は優しさを捨てた
地面に落ちた優しさは
輝きながら砕けて散った


望みのために私は人を操った
その人がどういう人生を歩もうが
私はそんなことを気に留めなかった


望みのために私は人を捨てた
鬼や何だと言われても
私にはそれがお似合いだ


この世には神も悪魔も居やしない


もしも神が居るのなら
何故私の存在を許したのかと
この手でその首を絞めるのに


もしも悪魔が居るのなら
早く望みを叶えよと
私のすべてを差し出したのに


私はこれから物語を紡ぐ
生きる苦しみのない
望んだすべてがそこにある
そんな私の物語


まだまだ夢は終わらない