我思人間的才能

やっぱり人間才能なのかなー、って思いますね。
努力は確かに大切ですし、こんな努力を蔑ろにしてる人間が言うことじゃないんでしょうけど・・・


人間のある能力の初期値を、1〜10で定義しましょう。
7以上なら、その分野の「天才」。
2以上、7未満なら、その分野の「凡人」。
1なら「才能無し」。
と置きます。
そこに「努力」という要素が、かけ算で加わっていきます。
多分数列で表すとこんな感じ?


(a n+1)=(a 1)d+(a n)


(a n+1)は現在の能力、(a 1)は初期値、dは努力の具合、(a n)は努力前の能力です。
こんな風に増えていくんでしょう。
見てお分かりの通り、才能無しの人は、足し算でしか成長できません。
要は、同じ時期から同じだけ努力するのであれば、才能のない人は絶対に凡才の人にも勝てない訳です。
どころか、才能のない人がいくらフライングスタートしても、凡才の人にあっという間に追いつかれてしまうのですよ。

ただ、dに代入する値を増やせば「追いつかれにくく」または「差を縮める」ことだけなら可能です。
・・・それでも「差をそのままにする」のは無理でしょうね。
ましてや、「追いつく」「追い越す」には、2、3乗位の努力が必要でしょう。
「それに関する努力だけして暮らしていける」のであれば何ら遠慮なく努力するのがよいでしょう。
実際は勉強だの仕事だのがあって、そんなことは出来やしません。
・・・ホント、才能無しはつらい道を歩かねばなりませんね。
そんなことが、ここ1週間くらいで痛いほどよく分かりました。
いやまあ、こっちの話しですよ?