我試多方面手段

そろそろ中途半端になってたWineについて考えだしてみる。
ただやってみた事を書き連ねてるだけなので、読んでもあんまり役に立たないかも。


結局osximeのパッチは今の最新版には自動じゃ当たりません。
自分でプログラム読んで、それらしい所を書き換えてみようと思ったけど、修正箇所が多くてあきらめたorz



「結局日本語入力が出来れば良いんだよ! ことえりじゃなくても、インターフェイス気に入らないけどkinput2で良いでしょ?!」
なんて逆切れ気味に思い立ったので、Xで日本語入力する方法を探しまわる。
Macportでcannakinput2をインストールして、Xの設定をいじってkinput2を試してみる。
xtermから起動したpicoには日本語入力出来た。wineで立ち上げたnotepad.exeには出来なかった・・・


あきらめてたその時。


図書館で「MacUNIX的に使おうZE☆」的な本を見つけたのでちょっと見てみる。
惜しむらくは、その本がMacOSX 10.3でのことを前提としている事。
とりあえず、前から知ってはいたけど、その本にも出てたkinput2-macimを試してみる。kinput2ことえりが使えるようになるやつ。
でもLeopardではAPIの関係とかで動かないんだっけ。
でもマイコミのwineの記事に「Leopardで動かした」みたいな事が書いてあったから試してみたけど、結局ダメ。


Macportでもkinput2-macimなんてものがあったから試してみる。
インストールしようとしたら、「xorg-macros.m4が古いよ」とか言われたんで、同じくMacportで「xorg-util-macros」をインストールしてから再チャレンジ。
今度は「この環境にはインストール出来ないよ」とか言い出した。のでkinputはあきらめた。


そう言えばwineのライセンスはGNUだった気がする。
という事はCrossOverの開発元であるCodeWaversでもコードは公開してるはず。最新版のコードがあるかも。
そんな淡い期待を抱きつつ、CodeWaversのページを調べてみると、あったあった。
落として解凍してみると、Version1.1.18と書いてある。まあ最新ではないけど、Mikuinstaller同梱の1.1.2よりは良いかと思ってビルドしてみる。
libjpegとかそういうライブラリ系が見つからないと言ってことごとく機能が使用不可能になったwineが出来上がった。
えー、ってことは前に書いた記事でも多分そうなってる・・・アップグレードしたwineでDrectXが動かなかった原因って、ひょっとしてこれか?


あとでwineのちゃんとしたビルドの仕方を調べてみよう。何が必要なんだか・・・
でもMikuinstallerのfrontendのソースコードにはlibjpegとかもちゃんと入ってた。
その辺りのMakefile調べたらちゃんとビルド出来るかも。


出て来た「足りないもの」に関するのはこちらのconfigureが吐いたメッセージ。

configure: libxcursor development files not found, the Xcursor extension won't be supported.
configure: libxi development files not found, the Xinput extension won't be supported.
configure: libXxf86vm development files not found, XFree86 Vidmode won't be supported.
configure: libxrandr development files not found, XRandr won't be supported.
configure: libxinerama development files not found, multi-monitor setups won't be supported.
configure: libxcomposite development files not found, Xcomposite won't be supported.
configure: libhal development files not found, no dynamic device support.
configure: libgnutls development files not found, no schannel support.
configure: libsane development files not found, scanners won't be supported.
configure: libgphoto2 development files not found, digital cameras won't be supported.
configure: liblcms development files not found, Color Management won't be supported.
configure: libcapi20 development files not found, ISDN won't be supported.

configure: WARNING: OpenGL development headers not found.
OpenGL and Direct3D won't be supported.

configure: WARNING: libjpeg development files not found, JPEG won't be supported.

configure: WARNING: libpng development files not found, PNG won't be supported.

configure: Finished.  Do 'make depend && make' to compile Wine.

最低、libjpegとlibpngとOpenGLが無いとダメみたい。


Macportでインストールしようと思ったけれど、確か前にインストールしてあったと思うんだよなぁ。特にlibjpegとlibpng。
OpenGLSDLとか試す過程で動かした事あるし・・・あ、ヘッダーファイルがあるかどうかは別問題かも知れないのか?


とりあえずgoogle先生に「wine build」で聞いてみる。
すると、本家(?)Darwineのページがヒット。ビルド環境とか書いてあるかなぁなんて思いつつ、ブログ形式になってるページの最新の物から順繰りに見ていく。
「Wine bottler」なるソフトも出来たらしい。へぇー。詳しい説明は読んでないけど、多分CrossOverのボトル管理みたいなのが出来るんでしょうな。
私もホームディレクトリに.wineなんてサイズの大きな不可視フォルダ作りたくないし(管理が面倒だし気味が悪い)、良いソフトなのかも知れない。
そんなこと思いつつ、Darwineに関する記事を見つける。


OSX portではDarwineはwineシリーズとして認められてるよ!」


的なことが書いてある。マジですか。
試しにMacportで「wine」を検索してみる。





「wine-crossover-games」なんてタイトルを見つける。







ぬおぉっ、これでMacではDrictXがうまく動かなかった私でも東方とかその他諸々のゲームが出来るようになるんじゃね?!
.wineが出来るのは気持ち悪いけど、いざとなれば削除すれば良いし、portからアンインストールも出来るし、どうせwineのビルド用にライブラリの足りないのがあったらインストールしてくれるだろうし、軽い気持ちでインストールしてみる。
が、xorg-renderprotoをアクティベートしてたら、「他のportに使われてるよ」とか言い出した。
ターミナル窓2つ開いてたからだろうか。とりあえず一つ閉じて再チャレンジ。


が、改善しない。とりあえずxorg-renderprotoを再インストールしてみたら良いんじゃね? とかって安直な考えで再インストールしてみる。
ところが、そっちやってる間に解決策らしきページが見つかる。
まあ、仕方あるまい。また失敗したらこのページを参考にやってみようか。


インストールは成功。試しにnotepad.exeを起動させてみる。成功。
でもやっぱり日本語入力は出来なかったorz


どうしたらうまく行くのかねぇ