久々短編

何だか思い付いたので書く。









俺は誰だ?



何故ここに居る?



つーか何で自我がある?
その前に自我って何だ?





考えるほどに頭がこんがらがって来た…
止めよう。






俺が回りを見渡すと、木々がうっそうと生い茂っている。
そこへ子供を連れた母親らしき女が通りかかった。


子供が俺を指指して言った。
人を指指すなって習わなかったか?


「お母さん、段々赤くなって来たよ」


赤いっておい。
俺には変な趣味は無いぞ、言っておくが。


「そうねぇ、こういうのをお年頃って言うのかしら」


「お年頃って何?」


「大きくなったらそのうちわかるわよ。フフフ」

この親にしてこの子ありってか。
4、5歳位の子供にそんな言葉教えてどうする。


「そろそろ収穫時ね」


ん?


収穫




赤い





木々









ああそうか。









俺は













「林檎の木だ」



何故か声がでた。
自分でも驚いたが、親子は盛大に腰を抜かした。

















以上です。
何故か昨日の夜思い付いたもの。
自分でも面白くないと思いますが、こんな電波現象インスピレーションも
珍しいので書いて見ました。