初めてのポケモン小説

なんかネタが浮かんだので書きます。


「どうしよう、困ったな…」
ヒロシは彼の手の上にある方位磁石を見て呟いた。
磁気嵐でもあるのか、針が回りっぱなしになっているのだ。
「ポケナビも動かないし、磁石が無いと地図も役に立たないし…」
彼はホウエン地方に来ていた。
おそらくサトシはポケモンリーグに挑戦するだろうと踏んだヒロシは、サイユウシティへ向かっていた。
「こんな森の中じゃ視界が利かないし…ローズ(スバメ)に近くの村を探してもらおうかな…」

カチッ

「あれっ?」

カチッ
カチッ

「おかしいな。モンスターボールが動かないなんて…まさかっ!」
彼の思ったとおり全てのモンスターボールが動作しなかった。
「ぴか?」
肩に乗っているレオン(ピカチュウ)が心配そうな声を出す。
「磁気嵐のせいだ。今モンスターボールから出てるポケモンはレオンとクルツ(サナギラス)だけか…」
ちなみにクルツは寝袋の中でぬくんでいる。
「ピカピ(ヒロシ)!」
「どうした、レオン?」
「ピカ」
レオンの指した方には民家の影が見えた。


「すみませーん。誰かいませんかー?」
ポケモンセンターの明かりは無く、センターの中は真っ暗だった。
「はーい」
「よかった、ジョーイさんが居た…」
「ピカピカ」



危険が迫っているので今日はここまで(ぉ